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条件交渉はしてもいい?

更新:2025/08/28

条件交渉はしてもいい?

転職活動をするとき、苦手意識を持たれがちなのが「条件交渉」です。 実はエージェントを通すより自分で交渉したほうがメリットはたくさんあります。 ここでは条件交渉のやり方やタイミングについて詳しくご紹介します。

条件交渉はありか?なしか?

結論から言うと「あり」です。

条件が合わないまま妥協して転職すると、結果、仕事が続かず再度転職…となります。

それでは再度転職しないといけない本人はもちろん、企業も再度求人を出し、また新しく人を教育しないといけないため、双方にとって不幸な結果となります。

そのため希望する条件があった場合は交渉をした方が良いです。

「こんなこと言っていいのかな…」と遠慮する必要はありません。

企業側からすると「辞める前に言ってよ!」と思っていることもあります。

交渉したから不採用になるなんてことはない!!

「面接で交渉したら、採用に関わる」「お金で志望したように思われる」と耳にすることがあります。

しかし、基本交渉は内定通知後になるため、交渉が原因で不採用ということはありません。

また、詳細は後述しますが、交渉ではタイミングが重要です。避ける場面では避け、きちんと言うべき時に言いましょう。

正しいタイミングで交渉すれば採用率に影響はありません。

交渉したら仕事が倍になる?

「交渉したら、入職後に看護経験やそれ以上のことまで求められる可能性がある」と恐れる必要はありません。

「条件交渉をしたから」ではなく「高く評価した人だから活躍してほしい」と期待されていることは確かにあります。

しかし、面接でやたら誇張しない限りは現在持っているスキルに応じた仕事となり、交渉の有無によって仕事内容が大きく変わることはありません。

よほど小規模な施設でない限り、現場の人は交渉したこと自体知らないため、その点はご安心ください。

エージェントが交渉したら不採用にならない?

転職エージェントが交渉しても不利になることはありません。

ただし、そもそも転職エージェントは転職者にいち早く内定を獲得してもらいたいと思っているので、自分の納得する条件で交渉をしてもらえない可能性があります。

また、現在は転職市場としては完全に売り手市場となり、希望条件は本人が言おうと、エージェントを通そうと、結果は変わりません。

条件交渉のタイミング

基本は内定通知後に交渉を行います。

流れは「内定通知もらう→内定後労働条件を確認→条件交渉→承諾or辞退」です。

面接で行う場合もありますが、内定前に条件交渉をすると「内定出したわけでもないのにもう条件を話すのか」

と印象が悪くなることがあります。

〇内定後、条件が提示された時

面接にて給与が提示されることがありますが、そこはまだ採用前のため、あくまで目安となります。

のちの面接の評価によって前後することもあるでしょう。

内定後の給与提示の際に給与が確定となりますのでそのタイミングで交渉するのがベストです。

〇面接で希望年収(月収)を聞かれたとき

内定が出る前でも相手から聞かれた場合は素直に伝えましょう。

その際は現在の年収を踏まえるか、持っているスキルを加味した金額にするなど、希望金額の根拠を添えると良いでしょう。

しかし、求人票で給与〇〇~××円、とあれば××円を超えた金額を希望するのはお勧めしません。

求人票を見ていないのか?と思われますし、印象が悪くなります。

ポイント

どのタイミングでも現在の求人に記載のない金額や逸脱した金額を伝えるのはNGです。

年齢やスキル、現在の収入を踏まえた現実的な数字を言いましょう。

また、根拠に基づいて伝えるのがベストです。

<例>

「前職では年収450万円でした。今回はさらに認定看護師を取得いたしましたので、500万前後を希望します。」

交渉NGなタイミング

一次面接中

面接(特に第一面接)で「給料は○○円もらいたいです」といきなり言うのは印象が悪くなります。相手に聞かれた場合はOKですが、逆質問で聞くのも控えましょう。どうしても聞きたい場合は仕事内容等を聞いたのちに遠回しに伺いましょう。

内定承諾後

内定承諾というのは「提示された条件で働きます」と返事をしたことになります。

このタイミングで交渉すると約束を反故にする為マナー違反となり、内定が取り消されることもあります。

希望や要望がある場合は承諾前に伝えましょう。

条件交渉のやり方

①労働条件通知書を確認しましょう

早ければ面接直後、あるいは後日電話、郵送、メールにて内定の連絡を受けます。

その際に労働条件通知書(給与や福利厚生など待遇の記載があるもの)が一緒に届いていればそれを受け取ります。もしなければ発行をお願いしましょう。

口約束ではなく、書面にてもらうことが重要です。

すぐに内定承諾せず、必ず時間をもらいましょう

期間は2日~1週間以内にして、明確に〇月〇日まで待ってほしいと伝えましょう。

記載されている条件で問題ない場合であればそのまま承諾して入社でOKですが、何かしら交渉したい、考えたいという場合は一度時間をもらって交渉したいことを整理してからにしましょう。

・対面で内定をもらった場合

すぐに内定をもらった場合、おそらく労働条件通知書等を受け取っていないことがほとんどです。

この状態で口約束だとしても承諾するのは危険なため、条件が明らかになってからにしましょう。

労働条件通知を書面でもらった場合

「ありがとうございます。すぐにでもお受けしたいのですが、一度持ち帰って家族と相談させていただきたく存じます。〇月〇日までお待ちいただくことは可能でしょうか?」

労働条件通知を書面でもらっていない場合(在職中のケース)

「ありがとうございます。すぐにでもお受けしたいのですが、現職の上司と退職時期や引き継ぎについて明確に決めて〇日までにお返事させていただきたいと思います。入職後の労働条件につきまして、お手数ですが書面でもいただくことは可能でしょうか?」

労働条件通知を書面でもらっていない場合(在職していないケース)

「ありがとうございます。前向きに検討させていただき、〇日までに返答させていただきます。入職後の働き方について確認したいのですが、労働条件等について、お手数ですが書面でもいただくことは可能でしょうか?」

ポイント

ここで「書面にて渡さない」「今内定承諾しないなら取り消す」と言われた場合は、どうしても入りたいところでない限り承諾しない方が良いでしょう。

先方には文字にして残すには不都合がある、もしくは時間をかけてはいけない理由があるということになります。

このような会社の場合、入職後にトラブルが発生する可能性が高いため要注意です。


②すぐに返答はせず、時間をもらいましょう。

内定をもらい、即承諾してしまうと交渉するタイミングがなくなってしまいます。

交渉したい場合は一度時間をもらいましょう。

内定を保留する際の注意点は二つ。一つ目は「入職したいけど時間が欲しい」という理由で謙虚に相談する形で伝えることです。二つ目は待たせすぎないということです。労働条件通知書を確認、交渉したいポイントの整理が終わったらすぐに連絡するのがベストです。

内定を保留する=他と比べていると考えられることがほとんどですが、「入職後の齟齬がないように勤務条件等をしっかり確認したいので1日時間が欲しい」ということであればよほどネガティブにとらえられることはないでしょう。ただし、内定保留の時間が長ければ長いほど、内定取り消しのリスクもあるため、注意しましょう。

・電話で内定をもらった場合

郵送かメールで書面をもらい、重ねて電話で連絡をくれるパターンと電話口頭説明のみの場合があります。電話のみの場合は書面で通知と条件をもらえるようにしましょう。

労働条件通知書面でもらっている場合

「内定のご連絡ありがとうございます。御社からご評価いただき、大変うれしく思っております。すぐにでもお返事したいのですが、現職の上司と退職時期や引き継ぎについて明確に決めてからお返事させていただきたいと思います。

ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんが、○月○日まで返事を待っていただくことは可能でしょうか?話がまとまり次第、すぐに連絡させていただきます。」

※電話以前に労働条件通知書を確認しており、交渉したい内容が決まっていたらここで保留せずそのまま条件交渉を開始しましょう。

労働条件通知書面でもらっていない場合

「内定のご連絡ありがとうございます。御社からご評価いただき、大変うれしく思っております。前向きに検討させていただきたいので入職後の働き方について確認したく、労働条件等についてお手数ですが、書面でもいただくことは可能でしょうか?〇日までに確認いたしましてご連絡させていただきます。」


・メールで内定をもらった場合

メールの場合は労働条件通知が添付されているかどうか、送付を求めて拒否されるかどうかで変わります。

メール返信の際は件名はそのまま「Re:(同じ件名)」で返信します。

労働条件通知添付ありの場合

××病院
○○様(※ここは相手のメールに記載されていた担当者名前や企業名で書きます)


お世話になっております。
内定を頂いた(名前)と申します。
このたびは、内定のご連絡を頂き、誠にありがとうございます。

現在、上司と退職日の交渉を進めていますが、引き継ぎや後任者の問題で時間を要しています。

誠に勝手ではございますが、○月○日までお待ちいただくことは可能でしょうか?

ご迷惑をお掛けして大変恐縮ですが、何卒ご検討のほどよろしくお願いいたします。


氏名
メールアドレス


労働条件通知添付なしの場合

××病院
○○様(※ここは相手のメールに記載されていた担当者名前や企業名で書きます)


お世話になっております。
内定を頂いた(名前)と申します。
このたびは、内定のご連絡を頂き、誠にありがとうございます。

前向きに入職を検討させていただいております。

つきましては、正式なお返事の前に入職後の働き方について確認したく、労働条件を書面でいただくことは可能でしょうか?

お忙しいところ大変恐れ入りますが、何卒よろしくお願いいたします。


氏名
メールアドレス


→書面拒否、労働条件通知は入社日に行うなどの返答があった場合

××病院
○○様(※ここは相手のメールに記載されていた担当者名前や企業名で書きます)

お世話になっております。
内定を頂いた(名前)と申します。

ご連絡を頂きまして、誠にありがとうございます。

書面の件、承知いたしました。

念のため、相違がないように確認させていただきたいのですが、説明していただいた労働条件は次のとおりと理解しております。

(給与額、休日、労働時間…etc)

もし相違がございましたらご教示ください。

お忙しいところ大変恐れ入りますが、何卒よろしくお願いいたします。


氏名
メールアドレス

ポイント

よほど小規模なところでなければ内定を保留されることはよくあることです。

内定取り消しにならないために内定を承諾して一度キープしておこう、という意見も見かけますが、承諾後に条件交渉はできませんので注意しましょう。

まれに一刻も早く人が欲しい企業の場合、内定取り消しになる場合もありますが、転職という人生の大きな転機を急かすようなところですと入社してから苦労する場合も多くみられます。ご縁がなかったと考え、次の求人を探しましょう。

③交渉を開始しよう!

内定から時間をもらい、労働条件通知書にじっくり目を通したら、どこをどう変えたいのかを考えてから交渉します。交渉できるところは主に給与(年収)・入社日・勤務形態あたりとなります。内定保留してもらってからなるべく早く、最低でも一週間以内に承諾するか否かの返答をするのがベターなため、交渉は早めに行いましょう。

交渉手段としては面談・電話・メールとなります。

基本的には面談か電話がベスト、相手の反応が見えないメールは避けましょう。

〇面談

オファー面談という、条件する合わせの場を設けている場合はそれを利用しましょう。なければ電話にて面談を取り付けます。その際は「内定をいただきました○○と申します。内定に関してご相談したいことがございまして、ご面談の機会を頂けないでしょうか」といったようにあくまでアポイントを取るようにしましょう。

面談に伺った際のマナーは面接のマナーと同様です。まだ入社したわけではありません。

気を抜かないように気を付けましょう。

面談が始まってからいきなり給与交渉するわけではなく、まずは面談のお礼、その後内定への感謝、入社へのアピールなどをお伝えし、話しやすい空気を作りましょう。

そして、根拠を交えた交渉を行いますが、あくまで相談という姿勢は崩しません。

〇電話

面談の際と同様に、まずは名乗ってから、内定に関して相談があるからと担当者に代わってもらいましょう。

担当の方が出てきたら、再度名乗り、相談があるが時間をもらえるか伺いましょう。

ここで「今は忙しい・時間がない」と言われたら、時間を改めて電話することを伝えつつ、いつなら時間をもらえそうかとアポイントを取ります。

時間をもらえたら、改めて内定のお礼、直接伺うのがベストでしたが、どうしても都合が合わずお電話になってしまったと、お詫びの言葉を伝えましょう。

面談同様、なるべく話しやすい状況を作るのがポイントとなります。あまり長々話すと本題は?と思われるのでほどほどにしましょう。

その後交渉に入りますが、あくまで相談という姿勢を意識して、ゆっくりはっきり話すようにしましょう。気持ちが引けてもぼそぼそ話したり小声で話すのは避けましょう。

〇メール

文章だけだと真意が伝わりづらかったり、冷たい印象を与えます。

できる限り丁寧に、細部まで気を付けて、どうしようもない場合のみメールにて交渉します。


<例文>

○○病院

○○様


お世話になっています。

この度は内定通知をいただき、誠にありがとうございます。
〇月〇日に面談をしていただきました〇〇と申します。

先日届きました労働条件通知書の内容を確認し、再考していただきたくご連絡いたしました。

~~~~~~~~~~交渉内容~~~~~~~~~~~


誠に勝手ではございますが、いま一度ご検討いただけますと幸いです。

また、本来は直接お伺いしてご相談するべきことではございますが、仕事の都合上日程が合わず、このような形でお伝えする失礼をお許しください。

何卒よろしくお願い申し上げます。


氏名

メールアドレス


条件交渉の内容は?

給料に対する交渉の仕方

提示してある想定年収が450万~600万円だったとして、いざ提示されたのは400万円だったということもあります。

これは企業が想定していたスキルに満たない、経験が少ない等何かしらが過少評価されたため、金額が下げられている場合です。それでも前職より上がっているから良いとするなら構わないですが、納得ができなければ企業と交渉しましょう。しかし、ただ給料上げてほしいと訴えるだけでは通りません。

「自分にそれだけの価値がある」という根拠を示さないといけません。

根拠に使えるのは

「現在(前職)の給与」

「内定もらった別の企業」

「自分が持っているスキル・経験年数」 となります。

これらを使って現実的な数字を提示するのがポイントとなります。

※漠然と「前職よりはアップしたい」「いくらか上げてもらえると嬉しい」といったような曖昧な言い方は避け、「10%上げたい」「50万円上げたい」と具体的な数字を伝えましょう。

現在(前職)の給与を根拠にする伝え方

これは提示金額が現在(前職)のものより低いか同等だった時の場合です。

希望額よりは下だが、前職より大きく上回っている場合はこの交渉は使えません。

この時に自分が培ってきたスキルや経験も根拠に加えましょう。

【内定通知後】

<例>

「前向きに入社を検討しているのですが、給与についてご相談があります。

ご提示いただいた年収400万円ですが、もう一度ご検討いただく余地はありますでしょうか?前職では年収450万円をいただいておりまして、御院ではこれまで得てきた〇〇の知識や経験をもとに今まで以上に活躍したいと考えております。

ご迷惑をおかけいたしますが、可能であれば転職後の年収も同等の金額でご検討いただければ幸いです。」

【面接で聞かれたとき】(前職の給与はどれくらいでしたか?/希望年収はありますか?)

・今と同額ほど欲しい場合

「御社の規定に従いますが、現職の年収が○○万円ですので、これと同額でご検討いただけますと大変嬉しく思います」

・給料UPを目指す場合

「これまでの経験を考慮していただけるようでしたら、現在の年収から10%ほど上げていただくことは可能でしょうか? 現在の年収は450万円となっており、看護主任として実習生を指導したり、7年間で得てきた看護スキルは御院に貢献できると考えております。よろしければご検討いただけますと幸いです。」


ポイント

面接の場で希望年収をお伝え後、面接官から不可と言われた場合はいったん要望を取り下げ、どうすれば給与アップできるのか前向きな姿勢でやる気を示しましょう。

<例>

面接官「うちでは〇〇円しか払えませんが、問題ないですか?」

→「御院の規定に従いますが、入職後にどのような活躍をすれば評価につながりますでしょうか?」

内定もらった別の企業の提示給与を根拠にする伝え方

これはすでに別の企業から内定をもらっていた時に、そこより提示条件が悪かったが、志望度はこちらの方が高い場合に交渉します。

どのみち入職する気がない場合は交渉を控えましょう。

【内定通知後】

・例

「御院が第一志望なのですが、実は現在他の病院から〇〇円の内定をいただいており、悩んでおります。私は御院でお仕事ができればうれしいのですが、年収についてご再考いただくことは可能でしょうか。」

【面接で聞かれたとき】(希望年収はありますか?)

・例

「御院の規定に従いますが、実はほかの病院から〇〇円で内定をいただいております。御院が第一志望のため保留させていただいているのですが、もしご検討の余地がありましたら同水準の〇〇円以上でお考えいただけましたら幸いでございます。」


給与平均値を把握しよう

給与に関しては相場を大きく超えた金額にて交渉すると常識がない、ずうずうしいと思われて内定取り消しになる可能性もあります。

自分はどのくらい給与を貰える可能性があるのかしっかり調べてから交渉に臨みましょう。

※年齢別 平均給与

年齢

年収

月収

20歳~24歳

¥4,014,700

¥295,900

25歳~29歳

¥4,741,500

¥333,800

30歳~34歳

¥4,871,500

¥337,600

35歳~39歳

¥4,853,100

¥336,700

40歳~44歳

¥5,216,200

¥357,700

45歳~49歳

¥5,518,700

¥374,700

50歳~54歳

¥5,666,100

¥388,200

55歳~59歳

¥5,859,300

¥394,900

参照:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況」2024年版のデータ


入社日に対する交渉の仕方

入社日に関しては応募先が決める場合と面接等で話し合って決める場合があります。

もし入社日の変更をお願いしたい場合は「謝罪+希望入社日+理由」を伝えましょう。

在職中であれば入社は内定から1~3カ月待ってもらえるのが一般的です。

しかし、一度伸ばしてもらった後、再度伸ばしてもらうのはマナー違反となりますので、きちんと現職の状況を把握してから交渉しましょう。

〇希望入社日

〇月〇日入社希望、と日付を限定するのではなく、〇月〇日以降で調整してほしいとお願いしましょう。相手先にも都合がありますので、あくまで提案のみにします。

〇理由

「どうしてこの日なのか」は必ず伝えるようにしましょう。

その際は外部要因の理由だと納得してもらいやすいです。

OK

NG

後任が見つからない

有給消化したい

トラブルが発生してしまった

ボーナス貰ってから辞めたい

退職させてもらえない

自分要因の理由だと「身勝手で責任感がない」と思われる可能性があります。

面接の際に「最短で入職できる」と返答した場合、あまり長く後ろにずらしてもらうことは難しいです。

また、「すぐに来られるというから調整したのに」と印象が悪くなります。最悪の場合は内定取り消しとなりますので、面接の際に嘘はつかずに現実的な日付を答えましょう。

<例>
実は現在、予定していた後任が急遽退職してしまい、新たな後任に急いで引き継ぎをしているのですが、長引いてしまっております。ご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ございませんが、入社日を2週間ほど延期していただけませんでしょうか?

ポイント

※電話で入社日を変更してもらった場合、のちに言った言わないでトラブルにならないようお礼のメールとして文面で必ず話した内容を軽く送付しておきましょう。

<例>

○○病院

○○様

お世話になっております。

先ほどお電話させていただきました(名前)と申します。

お忙しい中お時間頂戴いたしまして誠にありがとうございます。

入社日を〇月〇日に調整いただきましてことも、重ねて感謝申し上げます。

一日でも早く御院のお力になれるよう、入社を心待ちにしております。

引き続き、何卒よろしくお願い申し上げます。

(名前)

その他の交渉

他にも夜勤の有無や勤務時間など交渉したいことがあった場合にも「内定への感謝+要望+理由」の順で完結に答えましょう。

しかし、「夜勤あり」と書かれている求人に応募して「夜勤なしの交渉」を行い、許諾いただいたものを拒否するのはマナー違反となります。よく見せたいとしても面接で嘘をついてしまうと自分の首を絞める結果となりますので正直に答えましょう。

※相手先が求めていないスキルで交渉するのはNGです。

相手が欲しがるものを自分が持っているのかをよく見極めて交渉しましょう。

「最終的には決定に従いますが、ご一考いただけると幸いです。」などと、謙虚に伝えれば、企業からの印象も悪くならないでしょう。

まとめ

条件交渉はあくまで謙虚な姿勢を貫くことが重要となります。

交渉した希望が100%通った場合は内定は承諾するのがマナーです。

しかし、どうしても折り合いがつかなかった場合は辞退することも可能です。

多少良くなったからと折り合いがつけば承諾しても良いです。

承諾であれ辞退であれ、必ず期限内に返答しましょう。