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DS訪問看護ステーション/DSセルリア株式会社

アクセス

千葉県千葉市美浜区中瀬1-3幕張テクノガーデンD棟17階

DSセルリア株式会社/代表取締役社長 北村様インタビュー

更新:2025/12/23

DSセルリア株式会社/代表取締役社長 北村様インタビュー

DSセルリア株式会社は、グループ全体で歯科・医科・介護のワンストップサービスの実現を目指しています。 『かかわるすべての人々の自己実現を支えます』という理念のもと、ご利用者様が元気になられたり、ご利用者様に元気を届けられる事業所運営を目指しています。

創設について

弊社DSセルリア株式会社は、DSヘルスケアグループというグループ企業の子会社となっています。『DS』というのがデンタルサポートという訪問歯科診療を行っている会社の略になっていて、グループ全体で歯科・医科・介護のワンストップサービスの実現を目指しています。
グループクレドとして『食べたいを支えたい』という想いを持って、事業を運営しています。そのようなグループ企業の中でDSセルリア株式会社では、主に介護事業全般を運営している会社になります。
DSセルリア株式会社は当初、デンタルサポート株式会社の中にあった、介護事業が分社化して子会社となっています。当時、デンタルサポート株式会社には有料老人ホームなどの施設事業がありましたが、そういった事業から派生して弊社DSセルリア株式会社が分社化して今の事業を展開しています。

企業理念について

DSセルリアの社名の由来なんですが、セルリアの『セル』と『リア』は自己実現を意味する、セルフ・リアリゼーションの略で『セル』と『リア』を組み合わせた造語で成り立っています。会社の理念にも自己実現が入っていまして、『かかわるすべての人々の自己実現を支えます』と謳っています。この自己実現については、通われるご利用者様ももちろんですが、従業員も含めて自己実現を目指していきたいと考えています。具体的には、女性役員の中には企業の中で、「女性が輝くキラキラ企業を目指しています」と謳ってくれている方もいますし、各事業者の所長の中には、「地域一番のサービスを提供できる事業所を作っていきたい」という自己実現を持っていて、それを実践してくれています。
もちろん私自身も、DSセルリアという会社を使うことによって、看板をお借りして自分自身がやりたいと思う自己実現を体現しています。特に働いている人々の中には、『利他の精神』を大切にしている方が多くて、企業としての風通しも非常に良いので、みんな仲良くそれぞれが支え合って事業を行っている会社になります。

事業内容について

弊社の事業内容ですが、大きく分けて3つの事業が行われています。
1つ目が、トータルリハセンターという介護保険の通所介護と呼ばれる事業所になっています。こちらは通常の通所介護事業所に加えて、口腔ケアを行うような取り組みをしていたり、リハビリを一生懸命やっていただく形で、リハビリ型のデイサービスという括りの中で事業を展開しています。
2つ目が訪問看護ステーションです。こちらは専門職である看護師さんや、理学療法士・作業療法士などのリハビリ専門職が、ご自宅に伺って看護やリハビリを提供する事業体になります。
最後3つ目として、障害者向けの就労移行支援事業にも取り組んでおります。こちらは精神疾患がある方や、発達障害がある方に対して一般的な企業に就労するための支援をする事業体になっています。これら3つの事業を中心に展開しております。
訪問歯科を行っている親会社のデンタルサポートの影響もありまして、主にトータルリハセンターというデイサービス事業では口腔ケアの啓発や口腔を切り口にした新サービスの提案なども実施しています。

施設について

ご利用者様が元気になれる事業所であったり、ご利用者様に元気を届けられる事業所運営を目指しています。デイサービス、トータルリハセンターという事業体は、東京・千葉・神奈川で20か所運営しています。看護ステーションについても同様のエリアで9か所運営をしています。
就労移行支援事業所は2か所で運営をしています。それぞれの事業所で専門職の方たちを中心に、多くの方が働いてくれていて、会社全体としては約330人の職員が働いています。
専門職の中には理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ専門職、看護師さん、介護職の方、歯科衛生士の方が多く働いています。就労移行支援の事業では、サービス管理責任者の方や就労に関わるような専門職の方も多く働いております。

事業への想い

私自身、これまでの経験の中で高齢者の方々が元気になっていく姿や、障害者の方が元気になって新しい役割を得ていく姿を見て、非常にやりがいのある仕事だなと感じています。働き手が少ない業界でもありまして、決して人気のある職業ではないと思っていますが、これからより必要になっていく仕事であると思っていますし、冒頭に申し上げたようなやりがいの部分では非常に良い仕事だと思っています。
そういった部分を補強するためにも、ITの技術やシステム化することによって業務を効率化していったり、情報共有を活発にすることで、働き甲斐をより高めていけたらと思っています。
弊社では情報共有の部分は『TUNAG』という社内報を使って、日々の業務のやりがいのある部分を社内で共有したり、何気ないコミュニケーション「昼食は何を食べた」とかそういった部分のコミュニケーションも含めて働きやすさや、働き甲斐を整えていっています。
特に高齢者の市場というのは、これから高齢者がまだまだ増えていくので、マーケットとしてもメーカーの方が高齢者の方に何がしかのサービスを提供したり、商品を販売したいと思ったときに、私たちのやっている事業体が大きなマーケットになったり、情報をお出しできるような環境になることで市場価値が高まっていく、高まっていく業界の中にもっと人が多く集まってきて、働く方たちと一緒に高齢者や障害者の方をより元気にできる組織でいたいと思っています。

今後の展望について

弊社では現在、月間2500名の方にサービスを提供する体制を作れています。これを2030年までに倍の5000人にしていきたいと考えています。このための手段としては事業所の数や働く人たちを増やしていくのはもちろんですが、オンラインでリハビリサービスを提供するなど、少しIT技術の視点を使って多くの方に効率的にサービスを提供できる体制を作っていきたいと考えています。
そのために、特に未経験の方も働けるような環境整備も必要だと考えていて、訪問看護事業では、eラーニングのシステムを導入して教育体制を整えています。実際に訪問看護の場合だとeラーニングで学んだからすぐに訪問看護に行けますということはないので、OJTとしてエリアごとに教育担当の看護師を配置することで、その方が未経験でも訪問看護に従事できるような体制を作っていっています。

これまでの経歴

私は大学を卒業してから回復期のリハビリ病棟という、いわゆるリハビリ病院で理学療法士として働くことで、社会人としてのスタートを切りました。その後、病院勤務と介護老人保健施設での現場業務に従事した後に、弊社の親会社であるデンタルサポート株式会社に2011年に入社しました。
2011年当時というのがデイサービスの中で、トータルリハセンターというブランドが増え始めていた時期でしたので、その立ち上げの経験をさせていただきました。トータルリハセンターの立ち上げの後に組織の成長と共に私の仕事も事業エリアのマネジャーや事業部長、取締役を任せていただいて今に至ります。

理学療法士を目指したきっかけ

理学療法士を目指したきっかけですが、当初、高校生の時にはスポーツのリハビリに関わりたいと思って、資格を取得できる大学に通いました。大学の中で臨床実習といって、理学療法士の方が働いている職場に行く機会があるんですけど、そこで病院の方にお邪魔して高齢者の方々に関わる機会をいただきました。
その中で、高齢者の方々が元気になっていく姿や、元気になられたことで私や理学療法士の先輩達に感謝を述べられていって、生き生きと退院されていく姿を見て、私もこの仕事がしたいなと思って理学療法士になることを決意して、かつ、高齢者の方に関わっていきたいという思いを強くしたきっかけの1つになります。

代表取締役を志願した理由

ちょうど2020年頃はコロナの真っ只中で、働く人たちにとっても経営陣にとっても、非常に苦しい時期でした。あの時期は未知のことが起こっていて、いろんな意味で大変だったと思っていました。働いている従業員の方たちも、日々サービスを提供し続けてくれたことに感謝でしたし、運営できていたことにも感謝していました。
そういった感謝の気持ちをしっかりと従業員の方に届くような形で実践していきたいと思ったので、自ら代表をさせてもらいたいとお願いして、2021年に代表取締役を拝命するに至りました。
私は現場経験を経て、代表取締役を拝命していますので、現場の状況や困り事については敏感に察知する取り組みをしていると思っています。もちろん人手不足があるとか、ご利用者様との何かしらのトラブルがあるとか、そういった情報は毎週、週報ベースで各幹部から情報共有をするので、気になることやこれは困っているということがあれば、積極的に介入したり情報を取るようにしています。

スタッフへの想い

ご利用者様が元気になられたり、より良い生活を送れるようにできる素晴らしい仕事だと思う一方で、働いている方たちについても、いろんな方の支援をしなければいけないという苦労もあると思っています。そういった意味で弊社に入職していただいて、働いてくれていることにすごく感謝をしています。それはすごく大きな私のウエートを占める部分で、1人では、なかなかできないことを一緒にやっていくのが組織だと思っていて、私自身はそういう想いを持って、今の役割を担っていますので一緒に働いてくれている人たちについては、非常に感謝をしています。
私が今、代表取締役を仰せつかっているのは、先輩たちが私に多くの権限委譲をしてくれたからだと思っています。そのおかげでたくさんの経験ができて、自分自身も成長できたと思っています。私自身も今の幹部のメンバーや各事業所長の方たちに権限を渡していくことで、彼らがやりたいと思うことができるようになれたないいなと思っています。
定期的に事業所を訪問させていただくんですが、その際に、事前に収集した事業所の成果の部分、デイサービスだと稼働率といって、ご利用者様がどれくらい休まずに通われたか、訪問看護のステーションだと、新規のご利用者様をどのぐらい受け入れられたか、数値面のところは情報を持って伺って、実際に成果が上がっている場合には、どうしてそれができたのかを聞くようにしています。その中で、特別に頑張ってくれているような取り組みがあったり、これは珍しい良い取り組みだなと思うものも少なくないので、そういったものは弊社の社内報の中でこういった取り組みに取り組んでくれている事業所があるということを共有して、フィードバックをさせていただくようにしています。
その他に仕事以外の話でも、私も社歴がだいぶ長くなりましたので、「当時、生まれたばかりだった子どもが小学校に入ったんです」と話をすることもあって、「子どもと公園で遊んでいるんですよ」と、家族の話をお聞きしたり、私も話したりすることもあります。

転職を考えている方へ

訪問看護のお仕事は、ご利用者様と1対1で向き合える素晴らしい仕事です。ご利用者様の生活に寄り添って看護の支援をしていくことで、ご自身にとってもやりがいのある仕事ができると思っています。一方で、ご利用者様の生死に携わる仕事でもあるので、弊社には、そういったことを相談できる体制や支援できる体制もありますので、ぜひ一緒に働いてください。
経験者の方については、新規事業所の開設もどんどんしていきますので、管理者を務めていただく道もあります。また、管理者を経験した方には、エリアマネジャーや事業部長などサービス全般に関わるお仕事も目指していただくキャリアを用意しております。
現場が大好きで、ずっと患者さんに寄り添っていきたい方にとっては、スペシャリストをぜひ目指していただいて後輩の方の見本となるリーダーシップを発揮して活躍をしていただきたいと思っています。
DSセルリアは皆さんを待っています!!

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