樹楽成増/株式会社エールフォート
アクセス
東京都板橋区成増3-31-20-101
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インタビュー
樹楽では、利用者様と家族同様のコミュニケーションを取ることを心がげています。手作りの食事を提供するなど、家族のような生活空間を演出し利用者様に親しみを込めて接しています。
目次
企業の概要
Q：施設について
2014年に創業いたしまして、同年9月から介護事業をスタートしています。現在11年目で、従業員数は13名になります。
場所が東武東上線になります。駅から徒歩で大体5分ぐらいのところで地下鉄成増駅からも近いので、非常に通勤とか利便性はいい場所に構えています。坂道がこの辺多いので、利用者を連れて外出的な形で健康維持と歩行訓練も兼ねて車で移動して、レクリエーション的なことを結構行います。介護度的には1から5と割と幅広くありまして、平均介護度でいうと3.2ぐらいになります。こういう小規模で10人の地域密着型になるんですけども、小規模ですと割と食事なんかは宅配弁当であったり、湯煎で提供するような食事が多いんですが、うちは手作りで対応しておりまして、利用者からの評判もすごくいい感じで「美味しい！」と言っていただいていますね。
高齢化社会の今の日本で、社会貢献を担えればと思い独立しました
Q：今までの経歴について
長年自動車ディーラーで営業職をやっておりまして、その後、クリスマスケーキに乗っているサンタクロースを作る砂糖菓子の会社に転職いたしまして、そちらでキャラクターのビジネスや、企画営業をしていました。その後、大手玩具メーカーでケーキを全国的にコンビニとかスーパーの方に販売するような仕事をやっていました。その後、独立をちょっと考えて視野に入れた時に、散々子供向けのビジネスをやってきたというのもあるんですけども、高齢化が進んでいる今の日本で考えた時に、社会貢献ですとか、そういった意味も踏まえて、デイサービスという仕事で社会貢献といった部分を少しでも担えればということでデイサービスをやり始めました。当然知識もないので、フランチャイズという形で「樹楽」という施設を始めました。
利用者様のご家族からの感謝の気持ちが続けてきてよかったと思わせてくれました
Q：事業への想い
自身でも色々な職種を経験はしてきたんですけども、高齢化が進んでいるということもあり、社会的な意義と貢献という部分を考えて、デイサービスがいいなっていう思いで始めました。その中で実際にやってみて、社長業として資金繰りであったり、スタッフ管理であったり、あとは実務として介護職として送迎をやったり、もうやることは多岐に渡り大変ではあるんですけども、やってきた中でもう亡くなられてしまった方ではあるんですけども、長年その方の介護を担ってきて、非常に信頼を得てやってこれたのか、亡くなられてもう数年経つんですけども、毎年家族の方から感謝の気持ちという部分でお中元を毎年いただいているので、そういった部分はスタッフ含め、この事業をやってきてよかったなっていう思いがありますね。
多様なニーズへの対応と、違う業種の創設による事業の拡大
Q：今後の展望
介護保険の制度を見据えた先に、多様なニーズの需要というのもあるのがあると思っていて、当初からうちでは、宿泊のサービスを提供しています。こちらは介護保険外になるんですけども、それと合わせて外出ですとか通院のサポートという部分で、介護保険以外の部分でそういった多様なニーズを汲み取るようなことを行っています。今後、介護事業の拡大も当然そうですが、違う業種であったり、そういった部分の拡大というのを考えていきたいとは思っています。それに伴って、スタッフの部門間異動であったり、新たなポストの創設によるキャリアアップですね、そういったことも行っていけるかな思っています。
自主性を持って、考えて利用者様に向き合ってほしいです
Q：スタッフへの想い
今、介護職の需要に対して人材が少ないですね。募集をかけてもやっぱりなかなか入ってきません。ニーズとしては高まっているのに、なかなか確保できないというのは非常に苦しいところではあります。ただ、実際は介護業界っていうのはハードで給与が水準が低いと言われていますけども、個人的にはそこまで低いとは思っていません。実質的な給与で見ますと、他の職種よりもむしろ貰えている部分もありますし、残業なんかも他の比較してほぼないと思います。その意味では介護を続ける意味があると思います。
私自身、介護にはあまり口を出しません。スタッフがやっぱり自主性を持って自分で考えて共有していくことで、スタッフ間同士の問題意識の共有であったり、コミュニケーションという部分がとりやすくなると思います。そういう意味で言うと、今いるスタッフというのは非常に円滑なコミュニケーションを取れているのではないかなと思います。やはりこういう介護事業ってどうしても小さい施設の中での仕事になりますので、そういった部分で言うと、やっぱり大事なのが共有意識とコミュニケーションではないかなと考えています。そういう意味では、今勤めていただいているスタッフに関しては、良い人材がすごく揃っていると思っています。
また、スタッフは家族同様のコミュニケーションを利用者と図る部分でも、「〇〇様」と呼ぶのではなく、下の名前で「〇〇さん」というような形で親しみを込めて接しています。その分、利用者さんとスタッフの距離感が非常に近い感じになりますし、コミュニケーションも円滑に取りやすいですし、やっぱり親しみを持って家族のような生活空間を演出できるのではないかなというふうに考えてスタッフも取り組んでいます。
未経験の方でも、やる気がある方であればしっかりとサポートします！
Q：転職を考えている方へ
小さい施設ですので、やることは多いです。介護業務以外にも、洗濯であったり、掃除であったり、生活業務というのが増えてきますけども、うちに今勤めているスタッフは割と大きな施設で経験をして、利用者としっかり向き合いたいというふうに感じているスタッフが転職してきています。未経験でもやる気があったり、利用者としっかり向き合いたいっていう方がいらっしゃいましたら、しっかり指導もしますので、ぜひうちの方に来ていただきたいと思います。全く無資格という場合でも、資格取得制度もありますしサポートもできますので、ぜひ介護業界に来てください。よろしくお願いします。